近年では人気が出てきている「ファッションレンタルサービス」。被服費が抑えられるや流行な服がたくさん着られるなど様々なメリットがあります。また、持ち物が増えないというメリットもありますが、借りる前に知っていてほしい注意点があります。
【ファッションレンタルサービスとは】
一昔前までは、服を借りるというと「結婚式の披露宴」や「子供の入園式」などの時に着る、パーティードレスやフォーマルスーツが主流でした。しかし、近年は「毎日着る服」をレンタルすることが主流になりつつあります。
多くのファッションレンタルサービスは「月額制」をとっており、プランに応じて借りられるアイテム数に違いがあります。着たい時に着たいだけアイテムを借りられ、ファッションに幅が広がり、服にかかる被服費も抑えることができます。
【ファッションレンタルサービスを利用する時の注意点】
〈好みの服が届かない〉
ファッションレンタルサービスには大きく分けて「自分で好みのアイテムを選ぶことができる」ものと「スタイリストが選んでくれる」ものがあります。自分で好きなアイテムを選ぶ場合はいいのですが、スタイリストにアイテムを選んでもらうのには注意が必要です。
スタイリストが選ぶアイテムは、自分が選ばないようなアイテムや流行にあったアイテムを選びます。そのため、「着こなせない」可能性があります。もし、合わなかった場合でも、他のアイテムに交換してもらったり、スタイリストに好みの系統を伝えることはできますが、「有名ブランドのアイテムがいい」などの注文ができないところがほとんどです。
〈破損、汚損した場合は弁償金を請求される〉
借りた服を汚してしまうとすべてのものが弁償金を支払わなければならないわけではなく、通常のクリーニングで汚れを落とせるものは、クリーニング代を追加で取られることはありませんが、紛失してしまった場合や破損、汚損がひどい場合は、弁償金を請求されてしまいます。ファッションレンタルサービスのサイトには、弁償金のことについて、はっきりと金額まで書かれているところがあるので、事前に調べておくと良いでしょう。
【まとめ】
ファッションレンタルサービスを利用する時の注意点は他にも「中古品が届くこと」や「値段の高いプランを使いこなせない」などがありますので、自分の身丈にあったプランでファッションレンタルサービスを利用するようにしましょう。